カーテンOEMの価格はどう決まる?
既製品との違い・小ロットが高くなる理由・国内縫製のコスト価値を解説
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カーテンOEMの価格はどう決まる?
既製品との違い・小ロットが高くなる理由・国内縫製のコスト価値を解説

カーテンOEMを検討する際、「価格が分かりづらい」「既製品より高く感じる」と悩む方は少なくありません。
その多くは、OEMならではの価格構造が見えにくいことにあります。
私たちは長野県坂城町でオーダーカーテンの縫製を行っており、全国のインテリアショップ様や小売企業様からOEMのご相談をいただいています。
その中でも特に多いのが、「なぜこの価格になるのか」というご相談です。
本記事では、カーテンOEMの価格について、単価表だけでは分からない“価格の考え方”を分かりやすく解説します。
1. OEM価格はどう決まるのか
カーテンOEMの価格は、単に「1枚を縫う作業」だけで決まるものではありません。
見た目は同じカーテンでも、OEMでは縫製に入る前後で多くの工程が発生し、それらを含めて価格が成り立っています。
■価格を構成する主な要素
・お客様(御社)が生地を手配するか(在庫もしくは都度支給)、 当社が都度手配するかによる取り扱い方法
・縫製仕様の内容、複雑さ
・サイズのバリエーション数
・ロット数
・検品・防炎ラベルの縫い付け
・納品形態に合わせた梱包仕様
・仕様確認、調整にかかる時間、工数
たとえば生地ひとつを取っても、支給か手配かによって確認や管理の手間は変わります。
縫製仕様が細かくなればなるほど、指示や確認に必要な工数も増え、窓ごとにサイズが異なるオーダー品では、管理の難易度も上がります。
縫製後の検品や防炎ラベルの取り付け、納品形態に合わせた梱包も、安心して使っていただくために欠かせない工程です。
OEM価格とは「1枚のカーテンを縫う費用」に加えて、「その案件を問題なく成立させるための準備や調整にかかる費用」を含んだものです。
この目に見えにくい部分が、OEMならではの価格差を生む要因になっています。
2. 既製品とOEMは、なぜ価格が違うのか
OEMは既製品より高く感じる、という声は少なくありません。
しかしこの違いは、品質の良し悪しというよりも、作り方の前提が異なることから生まれています。
| 項目 | 既製品カーテン | OEMカーテン |
| サイズ・仕様 | あらかじめ固定 | 案件ごとに自由設定 |
| 生産方式 | 大量生産・在庫販売 | 必要数を都度製造 |
| カスタマイズ | 不可 | ブランドに合わせて対応 |
| コンセプト | 決まったものを効率よく作る | 求められる条件に合わせて形にする |
この違いが、そのまま価格の違いとして表れているのです。
3.小ロットOEMが高くなる理由
枚数が少ないのに、なぜ価格が高くなるのかと疑問に思われる方は多いかもしれません。
しかし、カーテンOEMでは、枚数の多い少ないに関わらず、一定の準備や工程が必ず発生します。
■枚数に関わらず発生する固定工程
・仕様の確認、縫製指示書の作成
・生地や工程の段取り
・検品や梱包の準備
これらは、1枚でも10枚でも同じように必要です。
小ロットの場合はこれらの準備にかかる手間を少ない枚数で分担することになり、結果として1枚あたりのコストが高くなりやすくなります。
ただし、これはデメリットばかりではありません。
小ロットOEMは在庫リスクを抑えながら始めることができ、試作やテスト販売、仕様の微調整もしやすいという特徴があります。
必要な数量から無理なく進められる点は、OEMならではのメリットと言えるでしょう。
4.国内縫製は本当に高い?
国内縫製は単価が高いという印象を持たれがちですが、全体で見ると安心感の高い選択肢でもあります。
■国内製造の主なメリット
・仕様の細かなニュアンスが伝わりやすく、修正、変更への対応が迅速
・防炎ラベルや書類管理が確実で、施設案件にも安心して対応可能
・納期が読みやすく、工程管理がしやすい
・問題発生時も直接やり取りできるため、解決が早い
もしサイズ違いや仕様違いが起きてしまうと、作り直しや納期遅れ、クレーム対応といった形で、結果的に大きなコストが発生することもあります。
国内縫製の価値は、単に「縫う場所が国内である」という点ではなく、「失敗しにくく、やり直しが少ない」という点にあります。
こうしたリスクを抑えられることが、長期的にはコストメリットにつながるケースも少なくありません。
5.カーテンOEMは価格だけで判断しないことが大切
カーテンOEMの価格は、安さだけで判断するものではありません。
自社ブランドとして販売したいのか、現場対応や品質を重視したいのか、継続的な取引を前提としているのかといった目的によって、向いている選択肢は変わります。
自社ブランドとして展開したいならOEM、コスト優先の大量販売なら既製品、まずテストしたいなら小ロットOEM——それぞれに合った入口があります。
既製品が合う場合もあれば、OEMだからこそ価値を発揮できる場合もあります。
価格の数字だけを見るのではなく、「自社のやり方に合っているかどうか」という視点で考えることが、後悔しない判断につながります。
まとめ
カーテンOEMの価格の仕組みが分かると、OEMを選ぶ理由も、他の選択肢にする理由も見えてきます。
大切なのは「高いか安いか」ではなく、「自社の目的に合っているかどうか」 です。
カーテンOEMは、すべての事業者に最適な方法とは限りません。
一方で、ブランドづくりや品質管理、細かな仕様対応を重視したい場合には、大きな価値を発揮します。
私たちは長野県坂城町でオーダーカーテンの縫製を行っており、縫製スタッフ約50名・月間10,000窓の生産体制を備えています。
小ロットから大口案件まで柔軟に対応しており、ホテル・医療施設・商業施設・学校など、各種施設向けの納品実績もございます。
「自社の場合はOEMが合うのか知りたい」
「まだ仕様が固まっていない」
「防炎対応や小ロットについて相談したい」
そのような段階からのご相談も歓迎しております。
まずはお問い合わせフォームまたはお電話(0268-81-7090 担当:清水宛て)からお気軽にどうぞ。
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