
カーテンのお手入れってどうするの?
洗濯方法から日常のケアまで解説します
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カーテンのお手入れってどうするの?
洗濯方法から日常のケアまで解説します

カーテンは、空気中のホコリや花粉、ニオイがつきやすく見た目以上に汚れているものです。
放っておくと生地が傷んでしまったり、カビやダニが発生し、アレルギーや感染症を引き起こす原因となることがあります。
清潔なカーテンを使用することで、快適に気持ちよく過ごしたいですよね。
しかし、お手入れをするのにも大きく重たいため、大変そうなイメージのある方も多いのではないでしょうか。
実はカーテンは、お家でも簡単に洗濯できてしまうのです。
ここでは、自宅でできる、カーテンの洗濯方法や日々のお手入れについてご紹介します。
1.カーテン洗濯の頻度・おすすめの時期
カーテンを洗濯する理想的な頻度は、厚手のドレープカーテンであれば年1回、薄手のレースのカーテンなら年に2回程度です。
カーテンを洗濯する時期は、湿度が低く乾きやすい夏がおすすめですが、梅雨入り前や秋のカラっとした天候の時もよいでしょう。
2.洗濯方法
【洗濯前の準備】
①洗濯できるカーテンかどうか
まずは洗濯表示の確認をします。
大切なカーテンを長く美しく使用するためにも必ず確認しましょう。
手洗い不可、ドライクリーニングのマークのあるものは洗えないため、クリーニング店に相談してみることをおすすめします。
生地の厚みや大きさによって異なりますが、1枚あたり2000円〜3000円、カーテンを纏めるタッセルは500円程度が相場のようです。
②ホコリを払う
カーテンについたホコリをブラシや掃除機で吸い取ります。
ホコリをとることで洗濯機での仕上がりがよりキレイになります。
③フックを全て外す
洗濯中にカーテンを傷つけたり破けたりする原因になります。
フックの紛失予防のためにも、外して保管しておきましょう。
④カビやシミ、汚れの強い所は先に落とす
カーテンの洗濯表示の漂白剤使用可能マークを確認します。
酸素系漂白剤に浸け置きし、先に手洗いをしておきます。
軽度の黒ずみやカビであれば、濡らしたタオルでポンポンとたたくだけでも落ちることがあります。
この時に生地を傷めないためにも擦らないことがポイントです。
金属製のカーテンフックの汚れが気になる場合も、お湯に酸素系の漂白剤を入れ浸け置きするとキレイになります。
【洗濯】
①ネットに入れて洗う
プリーツに合わせてジャバラ畳みをしていき、そのあと横方向に折ります。
汚れがある部分を表にすると汚れが落ちやすくなります。
色移り、汚れ移りがすることがあるので、他のものと一緒に洗わないようにしましょう。
洗濯絵表示の通りに洗剤やコースの選択をします。
生地への負担が少ない中性洗剤がおすすめです。
手洗いコース・ドライコースは、生地へのダメージや縮みにくい優しい洗い方になります。
すすぎの際に柔軟剤を入れると、シワの予防やしなやかな風合いに。
柔軟剤によっては、防臭機能つきのものや、静電気を予防しホコリ汚れなどをつきにくくする役割があるので、好みに合わせて入れると嬉しい効果が期待できるでしょう。
ただし、カーテンは大きいため、思っている以上に香りが強くでやすくなります。入れすぎには注意しましょう。
②カーテン周囲の清掃
カーテンを洗濯している間に、普段なかなか手の行き届かないカーテンレールや窓ガラスの掃除も行っておくことがおすすめです。
洗濯後のカーテンに汚れが付着することを防ぎ、清潔な状態をキープできます。
③脱水
脱水時間が長いとシワの原因となるので、30秒〜長くても1分程度にしてください。
半濡れ状態のままで干すことで、乾燥している間にシワがのびやすくなるという利点もあります。
脱水が終了したらすぐに取り出しましょう。
④干す
元のレールに吊ると簡単に乾かせます。
手でヒダをキレイに整えて、軽く下に引っ張りシワを伸ばすのがうまく乾かすコツです。
大きいカーテンは水分を吸って重くなり、カーテンレールへの負担となるため、できれば物干しざおに干す方が安心です。
物干しざおを2本使ってM字型に干すM字干しがよく乾きます。
半乾きになったらフックを付けて付けてレールに吊りましょう。
乾燥機は、縮んだり、シワの原因となるため使用できません。
アイロンを使用する場合も、取り扱い絵表示の確認をしましょう。
3.普段のお手入れ
カーテンは、定期的なお手入れで美しさと機能性を保つことが大切です。
ホコリを防ぐため、週に一度ほどカーテンを閉じた状態で、掃除機の布用ノズルで軽く吸い取るか、ホコリ払いを行います。
カーテン上部はホコリが溜まりやすいので、拭き掃除も効果的です。
シミや汚れが気になる場合は、部分的に中性洗剤を含ませた布で優しく拭き取ります。
結露よるカーテンの水分は、カビや生地の劣化の原因となるため、日々のケアが大切です。
朝に窓周りの結露を確認したら、乾いたタオルやキッチンペーパーでカーテンや窓枠の水分をすぐに拭き取りましょう。
とくに冬場は結露が多くなるため、こまめなチェックがおすすめです。
結露が多い部屋では、カーテンの裾が窓枠に触れないように少し短めに設置する、または定期的にカーテンを開けて空気を循環させるとよいでしょう。
湿気を逃がし、カーテンが乾きやすくなります。
さらに、除湿機や換気も併用すると結露防止に効果的です。
100円ショップやホームセンターなどでも、結露防止シートやカビ予防のスプレーが販売されているので、これらの便利グッズを使うとより楽にお手入れができます。
まとめ
ご覧いただくと、思っていたより簡単に自宅で簡単にカーテンの洗濯ができることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
年に1、2回程度の洗濯と普段からの簡単なお手入れをすることで、カーテンを美しく清潔に、長く使用できます。
洗濯の際には必ず絵表示を確認し、洗濯のできないものや特殊な素材のものは、一度クリーニング店に相談をされてみることをおすすめします。
もちろん、当社にご相談いただいても結構です。お気軽にお尋ねください。
ちょっとした手間で快適な空間が維持できますので、定期的なお手入れで、お気に入りのカーテンを美しく長くお使いください。
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