空間を彩るカーテン選びのヒント:種類・特徴と部屋に応じた選び方

空間を彩るカーテン選びのヒント:種類・特徴と部屋に応じた選び方

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空間を彩るカーテン選びのヒント:種類・特徴と部屋に応じた選び方



部屋の雰囲気や使い勝手を左右するカーテンは、インテリアにおいて欠かせないアイテムです。
その形状や特徴により、空間の印象を変え、快適さを向上させる役割を果たします。

しかし、部屋の用途や求める機能に合ったカーテン選びは意外と難しいものです。


本記事では、ドレープカーテンやレースカーテン、ローマンシェードなど、代表的なカーテン8種類の特徴をご紹介します。

用途や目的に応じた選び方のポイントも解説しますので、理想の空間づくりに役立つヒントになれば幸いです。



1.ドレープカーテン

一般的に多く使用されているカーテンで、生地にドレープが施してあります。
ドレープとは波状のヒダのことで、カーテンを美しく品のある印象に仕上げます。
インテリアとしても重厚感を与え、部屋全体を落ち着いた雰囲気にするのが特徴です。

カジュアルなイメージがお好みの方には、ヒダの小さい、ゆるやかなウェーブタイプを選ばれるといいでしょう。

ドレープカーテンはしっかりとした生地でできているため、日光を遮り、外からの視線をカットする効果があります。
冬場の冷気や夏場の暑さを和らげ、室内の快適な温度を保つため、リビングや寝室などに適しています。


素材は、コットン素材のナチュラルなものから、高級感のあるジャガード織りものまで幅広くあります。
プリントなどのデザインやカラー、サイズも豊富にあるため、お部屋にぴったり合うお好みの一枚が見つかるはずです。

遮光や防炎などのさまざまな機能を持つカーテンも数多くでているため、機能にも注目して選ばれるのもおすすめです。



2 .レースカーテン

レースカーテンは、透け感のある軽やかな素材で作られ、自然光を取り入れながら外からの視線を適度に遮るのが特徴です。

昼間は明るさを確保しつつ、プライバシーも保護できるため、多くの家庭でドレープカーテンと組み合わせて使われることが多いでしょう。


レースカーテンは、空間を軽やかで開放的な雰囲気にする役割を持っています。
インテリアの装飾としても柔らかな雰囲気を加えるため、どんなお部屋にも合わせやすいカーテンです。

リビングやダイニング、寝室など、日中の自然光を取り入れつつ視線を遮りたい空間に最適です。

ふんわりとシンプルなレースだけでなく、高級感のある刺繍が施してあるものや、カラフルで華やかなプリントもあります。
多くのデザインの中から選ぶことが可能です。

UVカットや遮熱、家の中を見えにくくするミラーレースカーテンなど、高機能のレースカーテンの種類も豊富にあります。



3.ロールスクリーン(ロールカーテン)

生地をローラーパイプでくるくると巻き上げることで、開閉する仕組みのスクリーン。
開閉方法はチェーン式やスプリング式の他に、電動式などがあります。

フラットな生地で必要なときに開閉でき、窓際がスッキリとした印象に。

日差しの調整やプライバシー保護ができるため、リビングやキッチン、オフィスなど幅広い場所にぴったりです。
遮光や遮熱、防炎などの機能に加え、防カビ加工や撥水加工が施された浴室やキッチン用もあります。

北欧スタイルから和風まで、無地系を中心にたくさんのカラーからの選択が可能です。
素材もファブリックだけでなく、すだれ調のものもあり、さまざまなお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。


壁に穴をあけずに楽に設置が行える「テンションタイプ」は、賃貸物件での模様替えにもおすすめです。
窓だけでなく、間仕切りや目隠しとしても使用することもできます。


① ダブルロールスクリーン

ダブルロールスクリーンは、2枚の異なる生地を組み合わせて使用できるロールスクリーンで、調光の自由度が高いのが特徴です。
一般的に、レース生地と厚手の生地が収納されており(レイヤー)この2つの生地が交互に重なることで、
光の量やプライバシーを調整できる仕組みになっています。

このレイヤーをずらすことで、シーンに応じて光を取り入れたり遮ったりすることができます。

日中は明るさを採り入れつつ外からの視線を遮り、夜間はプライバシーを保ちながら光を遮断することが可能です。

用途としては、リビングや寝室など、時間帯や状況に応じて光の調整が必要な部屋に適しています。

シンプルでモダンなデザインが多く、インテリアとしてもスタイリッシュに空間を引き立てます。


② 調光ロールスクリーン

調光ロールスクリーンは、透ける部分と不透明な部分が交互に配置された生地を上下に動かすことで、
光の調節ができるブラインドタイプのスクリーンです。

生地を調節することで、外光の採り入れ具合やプライバシーの確保を自由にコントロールでき、快適な室内空間に。

リビングやダイニング、オフィスなど、日中は明るさを採り入れ、夜間は視線を遮りたい場所に適しています。

基本的にはボーダー調のシンプルなデザインが多いですが、厚手の部分は、カラーを選ぶことができます。




4.ブラインド

ブラインドは、光の量や視線を細かく調整するために使われるアイテムです。
スラットとよばれる羽根が組み合わせて並んでおり、スラットの角度を変えることで、日差しや風通し、外からの視線をコントロールします。
開閉方法は、ポール式、ドラム式、電動式などがあります。

おもにアルミや木材、プラスチックで作られ、カラーバリエーションも豊富です。
スラット幅も細いものから太めのものまであり、さまざまなインテリアに合わせやすいのが特徴です。

リビングや書斎、オフィスなどで使われ、スタイリッシュでモダンな印象を与えるのが特徴です。


①横型ブラインド(ベネシャンブラインド)

スラットが横向きに並んでおり、上下に開閉します。

オフィスで見かけることの多いシンプルなブラインドですが、プリントが施してあるものやお好みでカラーを組み合わせられるものもあり、
一般住宅にもおすすめです。


耐水性に優れた機能のものもあり、キッチンやバスルームでも活躍します。
カーテンを取り付けにくい出窓や小窓にも取り付けることが可能です。

シンプルで機能的なデザインのため、モダンやミニマルなインテリアにもよく合います。

スラットの素材は、アルミ製が主流ですが、樹脂や木製の素材もあります。
木製の「ウッドブラインド」は、温かみや自然の風合いが楽しめるため、近年人気のデザインです。



②縦型ブラインド(バーチカルブラインド)

スラットが縦向きに並ぶブラインドで、スラットを左右に開閉したり回転させたりすることで、
光や視線の調整ができるのが特徴です。
左右に開閉するため、広い窓や出入りの多い掃き出し窓への設置も便利です。
リビングやオフィス、間仕切りとしても活用され、縦のラインがスタイリッシュで、空間を広く見せる効果も期待できます。

スラットの素材には、ファブリック製や樹脂製、木製などがあり、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。
デザインは、豊富なカラー以外にユニークなカッティングが施されたスラットなど、多岐にわたります。

また、遮光や、抗菌・防カビ機能など、高い機能性を兼ね備えた商品もあります。



5.カフェカーテン

突っ張り棒などをカーテンの上部に施された「通し穴」または「筒」に通すだけで、すぐに使用できるカーテンです。
工具などが不要で、カーテンレールのない場所にも簡単に取り付け・取り外しが行えます。


小さな窓やキッチン、洗面所などで使われることが多く、自然光を採り入れつつ、外からの視線を軽減します。

窓辺にちょっとした装飾性を加えたい場合や、カフェ風のインテリアにも最適です。
生地も豊富でデザイン性が高いため、季節や気分によってデザインやカラーを変えて楽しむのもおすすめです。

窓以外にも、収納の目隠しとしても活用できます。



6.プリーツスクリーン(プリーツカーテン)

アコーディオン状のプリーツが特徴で、柔らかな採光と視線のコントロールを目的に使われるカーテンです。

使用方法は、生地をジャバラ折りのようにたたみ上げて開閉し、部分的に開閉し光の量を調節できます。


開閉方法は、コード式、ドラム式、電動式などがあります。
それぞれの操作感や見た目が異なるため、使用場所やお好みに合わせて選ぶといいでしょう。

閉じた際にはプリーツ状の生地が美しく並び、開けるとスッキリとした見た目になります。
和紙風の素材やナチュラルなデザインもあり、ナチュラルな空間や和風インテリアに調和しやすく、リビングや和室などで利用されることが多いです。
和洋どちらのインテリアにも馴染みやすく、柔らかく落ち着いた印象を与えるため、居心地の良い空間づくりに向いています。


レース生地と厚手の生地がセットのツインタイプ(ダブルタイプ)もあるので、時間帯や用途に応じて光のコントロールができ便利です。

防炎や遮光タイプなどもあります。



7.ハニカムスクリーン

お部屋をモダンな印象にしてくれるハニカムスクリーン。

ハニカムとは「ミツバチの巣」という意味があり、スクリーン部分が六角形になっています。
このハニカム構造が空気の層を作り、夏は冷房効果を保ち、冬は暖房効果を逃しにくくします。
また、遮音性もあり、静かな空間を維持しやすいのも特徴です。

リビングや寝室、オフィスなど、快適な温度と静かな環境を保ちたい場所に最適です。
エネルギー効率を高めるため、省エネ志向の住宅やエコなインテリアとしても人気があります。


比較的新しいカーテンではありますが、機能や種類、開閉方法などたくさんの種類があり、用途や好みに合わせて選べます。



8.ローマンシェード(シェードカーテン)

生地をジャバラ折りに上方向にたたみながら開き、シェードを下ろすと1枚の絵画のようになるカーテンで、
スッキリとした見た目と洗練されたデザインが特徴です。

開閉時に生地が美しく折りたたまれるため、シンプルで上品な雰囲気を演出します。

タイプは、1枚のシングルタイプと、1台にレースと厚地の前後2枚を組み合わせたダブルタイプがあります。
ダブルタイプはそれぞれ昇降できるため、より外からの視線や光の加減のコントロールが可能です。
開閉方法には、コード式、ドラム式があります。

透け感のある薄手の生地から遮光性のある厚手の生地まで、素材やデザインのバリエーションが豊富です。

ローマンシェードは、リビングや寝室、ダイニングなど、洗練されたデザインを楽しみたい場所に適しています。

とくに、モダンやミニマルなインテリアと相性が良く、窓周りをスッキリさせたい場合や、落ち着いた雰囲気を求める空間にぴったりです。




ローマンシェードの種類

ローマンシェードには、デザインやたたみ方によっていくつか種類があります。


①プレーンシェード

シェードを下ろすと、フラットな1枚布のような状態になります。
プリントや柄を選択すると、絵画を飾っているかのような印象に。

②シャープシェード

シェイパーとよばれる細長い樹脂製のバーが入っているタイプ。
折り目が美しく、シャープな印象に。


③バルーンシェード

シェードを上げると、裾がバルーンのように丸く持ち上がります。
高級感があり、洋風な印象に。

④オーストラリアンシェード

縦・横方向にヒダをとり、全体的にウェーブのついたスタイルです。
豪華でエレガントな印象に。

⑤ピーコックシェード

シェードを上げると、裾が羽を広げた孔雀のように丸い形になります。
ユニークな形で、お部屋のアクセントに。



まとめ

カーテンにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や使い勝手も異なります。

種類と特徴を知ることで、お部屋に合った最適なカーテン選びが可能になります。


ドレープカーテンで重厚感を演出したり、レースカーテンで柔らかな光を採り入れたり、
ローマンシェードでシンプルな美しさを引き立てたりと、選択肢は豊富です。

さらに、ブラインドやロールスクリーンなど、目的や機能別にさまざまなデザイン、スタイルを楽しむことができます。


インテリアの雰囲気や機能性にこだわりたい方は、今回ご紹介したポイントを参考に、ご自分の理想に合ったカーテンを見つけてみるといいでしょう。


ラジエルカーテンでは多種多様なカーテンを取り扱っております。
お気軽にご相談ください。


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