カーテンOEMの発注で失敗しないための準備チェックリスト|内装・リフォーム業者向け
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カーテンOEMの発注で失敗しないための準備チェックリスト|内装・リフォーム業者向け

カーテンの製作を外注するとき、こんなお悩みはありませんか。
「カーテンの専門知識がなく、発注内容がこれで合っているのか不安」
「取引先ごとに注文書の書式が違い、転記や書類作成に手間がかかる」
「寸法や仕様の伝え漏れで、現場トラブルになるのを避けたい」
カーテンOEMでは、縫製そのものだけでなく、製作に必要な情報を発注側と製作側で正しく共有することが重要です。
この記事では、内装会社・リフォーム会社・施工会社など、カーテンを専門としていない事業者の方にもわかりやすいよう、発注前に整理しておきたい情報と、よくある失敗例をまとめます。
すべての専門用語を覚える必要はありません。
必要な項目を一つずつ確認していけば、発注時の抜け漏れや認識のズレを減らすことができます。
1. カーテンOEM発注でトラブルが起きる主な原因
カーテンの外注では、製品の品質だけでなく、発注情報の不足や発注側・製作側の認識のズレによってトラブルが発生することがあります。
たとえば、次のようなケースです。
・窓寸法をそのまま仕上がり寸法として発注してしまった
・Aフック/Bフックの指定がなかった
・片開き/両開きや枚数の認識が違っていた
・防炎の要否を確認しないまま、見積りや仕様決定を進めてしまった
・希望納期を口頭だけで伝えていたが、双方の認識がずれていた
・使用幅数を勘違いして、必要な生地量が不足した
・現場名や部屋番号などの表示方法が共有されていなかった
こうしたトラブルは、発注前に必要事項を整理し、書面やデータとして共有しておくことで防ぎやすくなります。
2. 専門知識がなくても発注できる?必要なのは「条件を揃えること」
「カーテンの専門用語がわからないので、外注するのが不安」というご相談をいただくことがあります。
しかし、最初からすべての仕様を発注側で決める必要はありません。
大切なのは、
「決まっていること」
「 まだ決まっていないこと」
「工場に相談したいこと」
を整理して伝えることです。
必要な情報が揃っていない段階であっても、用途、現場写真、レールの状況、希望する仕上がりなどがわかれば、製作先と相談しながら仕様を決められる場合があります。
3. 発注前に整理しておきたい情報【基本編】
3-1. 製品の基本仕様
| 確認項目 | 内容・記載例 | 不明な場合 |
| 製品種別 | ドレープカーテン/レースカーテン/ローマンシェードなど | 用途や希望する仕上がりを伝えて相談 |
| 生地品番・色番 | メーカー名・品番・色番号 | 見積り・相談段階では未定でも可 |
| 仕上がり幅 | レール寸法をもとに設定した製品の仕上がり幅 | 採寸方法を工場に確認 |
| 仕上がり丈 | カン下丈、総丈など、基準を明記 | どの基準の寸法か確認 |
| 開き方 | 片開き/両開き | 現場写真やレール状況を共有 |
| ヒダ仕様 | 2倍ヒダ/1.5倍ヒダ/フラットなど | 用途・予算・見た目から相談 |
| フック仕様 | Aフック/Bフック/Cフックなど | レールや取付状況の写真を共有 |
| 数量 | 窓数・枚数を明記 | 片開き/両開きとの整合も確認 |
| その他加工 | 形態安定加工、裏地、リターン、タッセルなど | 必要に応じて相談 |
※カン下丈やA・Bフックなどは主にカーテンの場合の確認項目です。
ローマンシェードなど、製品によって必要な発注項目は異なります。
【特に注意したいポイント】
幅・丈は、発注間違いの起きやすい項目です。
「窓そのものの寸法」と「実際に製作するカーテンの仕上がり寸法」は同じではありません。
また丈についても、「カン下丈」で指示するのか「総丈」で指示するのかによって寸法の意味が変わります。
採寸や寸法設定に不安がある場合は、レールや窓まわりの写真も一緒に工場へ送ると確認しやすくなります。
3-2. 納品・納期に関する情報
| 確認事項 | 内容 |
| 希望納期 | 「なるべく早く」ではなく具体的な日付で確認 |
| 納品先 | 現場住所/会社住所など |
| 現場情報 | 現場名・部屋番号・階数・エリアなど |
| 梱包形態 | 個別梱包/まとめ梱包/部屋別梱包など |
| 搬入条件 | 現場直送の場合は受取時間・搬入口等も確認 |
納期は、できるだけ書面やメールなど記録が残る方法で共有しておくことをおすすめします。
特に施設案件や複数窓の案件では、製作納期だけでなく、現場ごとの仕分けや梱包方法まで事前に決めておくと納品後の作業がスムーズです。
4. 施設・法人案件で追加確認したい項目
ホテル・病院・介護施設・商業施設などの案件では、一般住宅とは異なる条件が加わることがあります。
4-1. 防炎仕様の確認
消防法では、高層建築物や地下街のほか、劇場、ホテル・旅館、物品販売店舗、病院・一定の診療所、福祉施設、幼稚園、集会場など、一定の用途の建物で使用するカーテン等について、防炎性能を有する「防炎物品」の使用が求められています。
高層建築物については、高さ31mを超える建築物が対象です。
共同住宅もこの条件に該当する場合は防炎規制の対象になります。
施設の用途や建物条件によって扱いが異なるため、案件ごとに施主・施設管理者等へ確認し、不明な場合は所轄消防署などへ確認しておくと安心です。
防炎仕様が必要な案件では、生地の防炎性能だけでなく、防炎表示(ラベル)の扱いについても製作前に確認しておきましょう。
関連記事: 「防炎カーテンとは?必要性・義務対象・素材の違い・選び方を解説」
4-2. その他、施設案件で確認しておきたいこと
| 確認項目 | 内容 |
| 大型窓・長尺製品 | サイズ・生地・仕様によって製作条件や納期が変わるため事前確認 |
| 操作方法 | 手引き・バトン・コード・電動など、製品や用途に合わせて確認 |
| 遮光性能 | 客室・医療施設など、用途に応じて必要な性能を確認 |
| 開閉頻度・耐久性 | 使用頻度の高い施設では操作性や耐久性も考慮 |
| 表示・仕分け方法 | 部屋番号・階数・管理番号など、現場で識別できる方法を確認 |
| 交換・補修 | 長期運用や部分交換を考慮して仕様を決定 |
5. 発注書式は何を使えばいい?
工場によっては、専用の発注フォームへの転記が必要な場合があります。
取引先が増えるほど、「同じ内容なのに、会社ごとに別の注文書へ書き直す」という作業が増えていきます。
ラジエルでは、お客様が普段使用している発注書を、そのままお送りいただけます。
Excelの拾い出し表、PDF、自社フォーマットの発注書、手書きの発注書など、書式を統一していただく必要はありません。
製作に必要な情報が確認できれば、使い慣れた発注方法のままお取引いただけます。
もちろん、不足している情報や判断しにくい仕様があれば、製作前に確認します。
新しい縫製工場と取引を始めるためだけに、社内の発注方法を一から変える必要はありません。
「発注する側の仕事を増やさないこと」も、スムーズなOEM製作には大切だと私たちは考えています。
6. 発注前の最終チェックリスト
発注前には、次の項目を確認してみてください。
□ 製品種別
□ 生地メーカー・品番・色番・生地有効幅・縦リピート・横リピート
□ 仕上がり幅・丈
□ 寸法基準(カン下丈/総丈など)
□ 片開き/両開き
□ ヒダ仕様
□ フック仕様(Aフック/Bフック/Cフックなど)
□ 数量・枚数
□ タッセル・形態安定加工・裏地などの付属仕様
□ 希望納期
□ 納品先・現場名
□ 梱包・仕分け方法
□ 防炎仕様・防炎表示の確認
□ 大型サイズ・特殊仕様の有無
すべてを発注側だけで判断する必要はありません。
わからない項目がある場合は、「不明」としたうえで製作先へ相談することも、発注ミスを防ぐ方法の一つです。
7. OEM製作先を選ぶときに確認したいポイント
7-1. 発注前の仕様相談に対応しているか
「AフックとBフックのどちらにすればいいかわからない」 「生地は決まったが、使用幅数に迷っている、要尺がわからない」「窓数が多いので、どんな順番で箱詰めしてもらうか等、相談したい」
こうした段階から相談できる工場であれば、カーテンを専門としていない事業者でも発注しやすくなります。
7-2. 小ロットにも対応できるか
戸建てリフォームや小規模な施設案件では、1窓・数窓単位の注文が発生することもあります。
最低発注数量や小ロットへの対応可否を事前に確認しておきましょう。
7-3. 防炎・特殊仕様・大型サイズに対応できるか
施設案件やデザイン性の高い案件では、一般的なカーテン以外の仕様が求められることがあります。
自社で多い案件をあらかじめ伝え、どこまで対応できるか確認しておくと安心です。
7-4. 納期と生産体制が安定しているか
標準納期だけでなく、繁忙期の納期や大口案件、急ぎ案件への対応方法についても確認しておくと、長期的な取引がしやすくなります。
関連記事:「カーテンOEM成功の鍵!信頼できるパートナーを選ぶポイント6選」
まとめ:発注前の情報整理が、現場での手戻りを減らす
カーテンOEMでは、正確な縫製と同じくらい、発注側と製作側で仕様を正しく共有することが重要です。
特に確認しておきたいのは、
・仕上がり幅・丈と寸法基準
・片開き/両開きと枚数
・ヒダ仕様・フック仕様
・施設案件での防炎仕様
・希望納期と納品条件
・特殊仕様や現場ごとの梱包・表示方法
です。
一度社内で確認項目を整理しておけば、次回以降の発注もスムーズになります。
そして、すべての仕様を自社だけで判断する必要はありません。
「ここまでは決まっている。でも、ここから先がわからない」
そんな段階から製作先と相談することが、結果として手戻りの少ない発注につながります。
カーテンOEM製作のご相談・お見積り
ラジエルでは、採寸・仕様の整理段階からご相談いただけます。
自社フォーマットの発注書、Excelの拾い出し表、PDF、手書きの発注書など、現在お使いの書式をそのままお送りください。
縫製スタッフ約50名・月間10,000窓の製作体制で、小ロットから大口案件まで対応しています。
ホテル・医療施設・介護施設・商業施設・公共施設・オフィスなど、さまざまな法人・施設案件の製作実績があります。
「まだ仕様が完全に決まっていない」
「現在の発注方法を変えずに依頼したい」
「使用幅数や要尺について相談したい」
「現場ごとの梱包や仕分け方法まで相談したい」
「まずは対応できるか相談したい」
という段階でも、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォームまたは
お電話 0268-81-7090(担当:清水)まで。
関連記事:「【現場向け】カーテン採寸ミスを防ぐ確認 ポイントまとめ」
関連記事:「【縫製工場が解説】カーテンOEMの事前準備チェック!
企画・仕様で失敗しない7つのポイント」
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