【内装業者向け】カーテンOEMで失敗しないための5つの重要ポイント現場トラブルを防ぐ実務ノウハウ

【内装業者向け】カーテンOEMで失敗しないための5つの重要ポイント
現場トラブルを防ぐ実務ノウハウ

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【内装業者向け】カーテンOEMで失敗しないための5つの重要ポイント
現場トラブルを防ぐ実務ノウハウ



「現場に届いたカーテンのサイズがわずかに合わない」「防炎ラベルの手配漏れで引き渡しが遅滞した」——。
内装現場において、カーテンは工程の最終段階でありながら、最も細かなミスが許されない部材の一つです。
不動産業や内装業がOEMで自社仕様のカーテンを作る際、単にコストを下げることだけを目標にすると、後のメンテナンスやクレーム対応でそれ以上のコストを支払うことになりかねません。
本記事では、発注ミスをゼロにし、施工品質を劇的に高めるために
「OEM依頼前に必ず合意しておくべき5つの重要ポイント」について解説します。



・賃貸物件・商業施設・宿泊施設向けにカーテンをOEMで手配している内装業者様
・原状回復や新築・リフォーム案件で、カーテンの発注ミスや手戻りを減らしたい方
・防炎対応や検査対応を含め、現場トラブルを未然に防ぎたい不動産会社・工務店様
・単なる価格比較ではなく、長期運用・メンテナンスまで考慮したOEM先を探している方
「何となくOEMで頼んでいる」「毎回少しずつトラブルが起きている」

そんな状態から一段レベルを上げたい方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。


1. 【法規・安全】防炎ラベル・防炎証明書の不備で起きるOEMトラブル

プロの現場で最も取り返しのつかないミスが「防炎対応」の不備です。
「防炎生地を使っている」だけでは、現場は守れません。

・防炎ラベルは自動付与されるか

・1枚ごとにラベルを縫い付けるフローが確立されているか (カーテン)
・現場で貼り忘れが起きない仕組みになっているか(床・壁・天井)

・防炎物品登録番号の確認

・OEM先が消防法に基づく登録業者であるか
・登録番号を確認・提出できる体制があるか


・証明書の発行スピード

完了検査や引き渡し時に求められる「防炎証明書」が製品と同時、あるいは即座にデータで受け取れる体制か

防炎対応は「加工しているか」ではなく、「確実に提出・確認できる体制があるか」が重要です。
ラベル・登録・証明書までを一連のフローとしてOEM先と共有しましょう。


2. 【精度】カーテンOEMでサイズが合わない原因と採寸・製作寸法の考え方

「サイズが合わない」原因の多くは、現場の測り方と工場の計算方法のズレから発生します。


・計算ルールの統一

・指定した丈は、カン下なのか、総丈なのか?

・Bフック使用時の総丈の考え方
など、計算ルールを明確に統一しておく必要があります。


・生地の伸縮率を考慮する

・天然素材混の生地
・自重による経年伸び
これらを見越した「逃げ寸法」の考え方を共有しておくことが重要です。


・指示書フォーマットの共通化

・現場で入力した数値が、そのまま製作に反映されるか
・手書き・口頭指示になっていないか
指示書の統一=サイズトラブル防止と考えてよいでしょう。


カーテンの寸法精度は、採寸そのものよりも「数値をどう製作寸法に変換するか」で決まります。
計算ルールと指示書を事前に統一することで、サイズ不良という最も多いOEMトラブルを防ぐことができます。



3. 【継続性】廃番リスクの管理とリピート発注への備え

不動産管理や賃貸経営において、数年後の「一部掛け替え」への対応力はブランドの信頼に直結します。


・生地のストック期間

特定の品番を最低何年間、継続生産・在庫保持できるか


・ロット間の色差の許容範囲

・追加発注時に並べて違和感がないか
・色差の許容範囲を事前に合意しているか


・廃番予告の仕組み

・生地がなくなる際に、事前に通知を受けられる体制があるか


カーテンOEMでは、初回納品だけでなく「数年後も同じ品質で供給できるか」が重要です。
廃番や色差を想定した事前ルールを決めておくことが、長期的な信頼とクレーム防止につながります。


4. 【施工性】作業時間を短縮する「パッキング・ラベリング」

人件費が高騰する中、現場での取り付け作業の効率化は、実質的なコストの差になります。


・部屋別・窓別の仕分け

「A棟201号室 リビング」など、取り付け位置が一目で分かる表示があるか


・フックの取り付け状態

・フックが最初から挿入された状態で届くか
・現場での「袋出し→フック差し」の工数をいかに減らすか


・シワになりにくい梱包

・開封してすぐに吊るせる折り畳み方か
・吊り梱包対応の可否


施工性の差は、現場での数分・数十分の積み重ねとなって現れます。
パッキングやラベリングまで現場目線で設計することで、取り付け作業を効率化し、人件費と施工ミスの双方を抑えることができます。


5. 【品質・保守】メンテナンス性と原状回復コスト

引き渡し後の評価を左右するのが、その後の管理のしやすさです。


・形態安定加工の耐久性

・何回の洗濯まで美しいヒダが保たれるか


・防汚・ウォッシャブル性能

・家庭用洗濯機対応か
・洗濯後の収縮率が1%以内(JIS等)に収まるか

・メンテナンス情報の提供

お手入れマニュアル
・品質表示のカスタマイズ対応

カーテンの品質設計は、見た目だけでなく「その後の管理コスト」まで含めて考える必要があります。
耐久性やメンテナンス情報を事前に整理しておくことで、原状回復時の負担やクレームを大幅に減らすことができます。



6.カーテンOEMでよくある失敗・トラブル事例

OEMでカーテンを手配している現場では、同じようなトラブルが発生しています。
内装・不動産現場で実際によく起きているOEMトラブルを紹介します。


Q1. 毎回サイズが微妙に合わないのは、なぜ起きる?

A. 採寸方法と製作寸法の計算ルールが共有されていないことが原因です。

・現場では「総丈」で指示している
・工場側では「カン下丈」と解釈している
・Bフック・Aフックの扱いが曖昧
といったズレがあると、数cmの誤差が必ず発生します。
OEMでは「誰が見ても同じ寸法になる計算ルール」を事前に合意することが不可欠です。

Q2. 防炎対応と聞いていたのに、検査で止まってしまった…

A. 防炎ラベルと証明書の運用フローが曖昧なまま発注しているケースです。

・防炎加工=自動でラベルが付くと思い込んでいた
・証明書は「後日対応」と言われ、引き渡しに間に合わなかった
・OEM先が防炎物品登録業者ではなかった

防炎対応は「加工」ではなく運用体制そのものも重要です。

Q3. 数年後の部分交換で、色が合わずクレームになった

A. 廃番リスク・ロット差管理がOEM契約に含まれていなかったためです。

・生地の継続期間を決めていない
・色差の許容範囲を合意していない
・廃番情報が現場に共有されない

不動産・管理案件では、数年後の対応力=ブランド信頼に直結します。

Q4. 現場での取り付けに想定以上の時間がかかってしまう

A. 梱包・ラベリングが「現場仕様」になっていないことが原因です。

部屋別・窓別の表記がない
・フック未装着で現場作業が増える
・開封時にシワだらけでアイロン対応が必要

OEMは、現場の作業動線まで設計して初めて意味があります。


まとめ

不動産・内装業におけるカーテンOEMの成功は、単に原価を下げることではありません。
重要なのは、
「発注のミスをなくすこと」「現場の手間を省くこと」「引き渡し後のトラブルを防ぐこと」。
この3つを同時に実現することです。

これらが整ってこそ、結果として「本当のコスト削減」と「安定した利益」につながります。

今回ご紹介した5つのポイントを、OEMパートナーとの事前協議項目として共有することで、施工品質は一段階引き上がり、現場トラブルのないスムーズなプロジェクト運営が可能になります。

ラジエルカーテンでは、カーテンOEMに関するご相談を承っております。
現在の発注フローやお困りごとをお聞かせください。
現場トラブルを防ぐための改善ポイントを、カーテンのプロの視点で整理します。


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